格安スマホ、SIMフリースマホのHUAWEI P9liteを使い始めて約一ヶ月になりましたのでレビューさせていただきます。
前機種はソフトバンクでSHARPのAQUOS 304SHです。主に304SHとの比較になります。

【左がP9lite 右が304sh】
304SHもいい機種でした。名機だと思っています。ただ、SIMロック解除ができない機種なので、泣く泣く今回の機種変更となりました。
いろんなサイトで専門的なレビューがあるので、大まかにレビューさせていただきます。
良かった点
安い
simフリースマホに変更したため、キャリアをソフトバンクからOCNモバイルONEに変更できた為、月々の通信料が約8000円から約2000円となり、約6000円の節約となりました。

また、P9lite本体は約25000円と安く購入できる。現在はもう少し安くなっています。
スマホは分割等で購入したら実感はわきませんが、6万〜9万円ほどする機種が多いです。
それらの機種と比べると、スペックを考慮すると破格の価格でコストパフォーマンスに優れた機種です。
中華メーカーだが良い!
HUAWEI。あまり聞いたことがないかもしれませんが、世界でのシェアはサムスン、アップルに次いで3位の大きい会社になります。
また、ここ最近は日本での市場を強化する為にサポートを強化しており、simフリー機種ですがワイモバイル店舗での修理受け付けもできます。
サクサク
ページスクロールや、動作が重いといったことは今のところありません。サクサク動きますよ〜
もちろんアプリもサクサク動いています。アプリによって相性が悪いものがあるらしいですが、まだそれに関しては実感していません。
薄い
304SHと比べると本体が薄くなりました。

【下がP9lite 上が304SH
分かりにくいがP9liteのほうが薄い】
その分、持ちやすくなり、ポケットの中への収まりも良くなりました。
指紋認証
指紋認証でロック解除できるのですが、正確でものすごく早く認識してくれます。
正確な分、お風呂上がりのふやけた指にはまったく反応してくれません。
不必要なアプリが少ない
キャリア契約したスマホにあるような使わない押し売りなアプリのプリインストールが少ないです。
保護フィルムとケースが付属
購入すると最初から高光沢の液晶フィルムが貼っています。うれしい心遣いですね。
ただ、指紋がかなりべったり付いてしまうタイプなので気に入らなければ別のを貼ったらいいでしょう。
また、カバーも付属しています。透明のハードカバーです。
ただ、このカバーを付けても液晶部分までの保護能力はないので、心配な方は他のカバーを購入したほうがいいです。
音がいい。
これは前機種304SHとの比較になりますが、音楽の音質や着信音の音質が良くなりました。
また、音量も大きくなりました。
通話中の声の聞きやすさも良くなりました。
ま、304SHが音に関しては少し不満があったので、この機種に変えてからは不満は解消されました。
電池持ちがいい
感覚的には304SHと同じぐらいに感じます。なので電池持ちに関しては変化はあまり感じてないのですが、もともと304SHがめちゃくちゃ電池持ちがいい機種なんですよ。
おそらくいま販売されているすべての機種の中でも電池持ちはトップクラスだと思います。
熱くなりにくい
機種によっては機種の温度が高くなり、場合によっては熱くなり動作に影響を与えることがあります。
この機種では今のところありません。
液晶、きれいです♪
2万円台で購入できる機種のなかでは限られている液晶解像度が1920×1080のFHDを採用しています。細かい字もくっきり見えてきれいですよ♪
安定している
今のところ、電源が切れたりバグったり、再起動はありません。
304SHはたまに再起動がありました。

悪かった点
LINEのID検索ができなくなる
これはこの機種というか、大手キャリア以外の格安SIMに変更したら検索できなくなります。
まだMNBする前に、通信ができる大手キャリアのSIMをいれて年齢認証してから格安SIMにいれかえたら検索はできるのですが、しょせん裏技的なものなので基本的には違う方法で友達を追加するのが一般的になります。
カメラのシャッタースピードが遅いかも
304SHと比べたらの話になりますが、同じ魚を撮ってもP9liteはぶれたり、ピンぼけすることが多いです。
僕は回避策としてプロカメラモードでシャッタースピードを速くして撮るようにしています。
それ以外のカメラの不満はありません。きれいに撮れますよ。
ガラケの機能は無い。
当たり前ですがグローバル機種な為、日本メーカーのスマホのような機能はありません。
例えばおサイフケータイ、防水機能、ワンセグ、赤外線通信、伝言メモ等。
僕的には伝言メモ(簡易留守電)が無いのは痛いですね…
代わりのアプリあるかな?と探したのですが、それに代わるアプリは作れないみたいですね。残念。
防水機能はありませんが、ある程度の生活防水はあるみたいですね。
アプリの設定がややこしい?
アプリによってはうまいこと動作してくれないことがあります。
例えば、
- LINEがちゃんと通知してくれない。
- グーグル日本入力を使用中、文字を打っても文字が出てこない。
- ジョルテのウィジェットをタップしてもジョルテが開かない
- Yahoo天気のウィジェットが更新されない
などなど、僕自身体験しています。
基本的にP9liteの設定の
バッテリマネージャーと、メモリとストレージメニューのストレージクリーナーの2項目で保護するアプリにチェックしたり、LINEに関してはアプリ設定の通知項目をすべてのオンにすることで今のところ改善しています。
ただ、それをしないとうまくアプリが機能しないというのは、お年寄りの方や機械に弱い方には不親切な機種なのかもしれません。
304SHと比べたら縦のサイズが大きくなった
304SHのほうが縦のサイズが小さいのですよ。

【左がP9lite 右が304SH】
ガラケー機能がなく、液晶サイズは同じ5.2インチなんですけどね。
横幅はほぼ同じくらいだけど、高さがだいぶ違います。
まとめ
P9lite、値段の割に性能が良く、非常にコストパフォーマンスに優れた機種です。
ただ、以前使用していた304SHもまだまだ現役で使用できますし、ガラケー独自の機能もついています。
304SHを使用している方はもしP9liteに変更された場合、サクサク感や指紋認証の快適さを感じると思いますが、それ以上に不便を感じることも多いと思います。
(僕の場合は伝言メモとおサイフケータイ)
304SHは2014年発売の機種ですが、今年の機種のP9liteと肩を並べる機種だと思います。
ま、もともとの価格はP9liteを2台以上は買える金額だと思いますので、当然といえば当然なのでしょうけど。
でも、大手キャリアから格安SIMに移行する場合、今現在あなたがお使いの機種がSIMロック解除ができない機種の場合は、僕は自信を持ってP9liteをおすすめいたします♪