「検察と警察にも自分と同じ思いをしてほしい」と怒りの声です。
暴行事件で1年2ヵ月にわたり拘束され無罪が確定した男性が、目撃者を口止めするなど検察や警察の違法な行為で大きな苦痛を受けたとして、国家賠償を求める裁判を起こしました。訴えているのは、暴行の罪に問われ無罪が確定した、大阪府内に住む無職の男性(66)です。
訴えによると男性は2012年、大阪府岸和田市の病院の前で患者を殴ったとして、暴行罪で起訴されました。
事件の目撃者は当初、「男性が患者を殴った」と供述します。
しかし、裁判では一転。
「やってもいない罪に男性を陥れ、賠償金を取ろうと患者と口裏を合わせた」とし供述は嘘だったと告白。
これにより男性は無罪になりました。目撃者は法廷で嘘を告白する前に、警察官や検察官にも男性が無実であることを話しましたが「どうしてくれるんだ。(男性の)弁護士には一切話さないように」と口止めされたということです。
男性は「検察官が嘘の供述を撤回しようとした目撃者を口止めするなど違法な行為をしたため、1年2ヵ月にわたり不当に拘束された」として、国と大阪府に約1600万円の賠償を求めています。
【男性の代理人弁護士】
「(男性は)『検察と警察の人に自分と同じ思いをして欲しい』とずっと言っていた。メンツをかけて有罪を押し通すということよりも『職務の本分』を思い出して頂き、今後二度と同じことのないようにして頂きたい」大阪地検は「訴えが起こされたとの連絡を受けていないので、コメントはない」としています。
関西テレビ
口裏を合わそうとしたということは、目撃者と患者はもともと知り合いだったのかな?
というか、こういうあからさまな冤罪のニュースを見ると、今までどれだけの冤罪があったのかな?と思います。
逆にあからさまに罪を冒しているのでは?という事件では証拠不十分とかで無罪とか…。
しょせん罪を裁くのは同じ人間なので間違いがあるのは仕方ないのですが、たまに一般感覚とは外れた判決がでることもしばしばありますね。
というか、検察も警察もひどいですね。
完全に揉み消しじゃないですか。
冤罪を作るより仕事を早く終わらせたかったんでしょうね。
この事件の警察や検察の関係者は、違う職業に転職したほうがいいのではないでしょうか。