コミカルな歌と踊りで世界的に人気となったピコ太郎さんの楽曲「PPAP」や歌詞に出てくる「ペンパイナッポーアッポーペン」のフレーズを、ピコ太郎さんと関係のない大阪府内の会社が商標出願していることが分かった。
特許庁によると、この会社と代表の男性は毎年国内全体の約1割に当たる1万件以上を出願。同庁は昨年5月、この男性を念頭に「一部の出願人の方から他人の商標の先取りとなるような出願が大量に行われている」とホームページで注意喚起している。
同庁などによると、この企業は昨年10月と11月に「PPAP」や「ペンパイナッポー」を商標出願した。ピコ太郎さんが所属する事務所の親会社「エイベックス・グループ・ホールディングス」は、「PPAP」を出願している。エイベックス社の担当者は取材に「当社とは無関係の企業。特にコメントはない」と話した。
同庁によると、この会社や男性からの出願が目立つようになったのは2013年から。15年には全出願数約14万7000件のうち約1万5000件を占めた。これまでに「北海道新幹線」「STAP細胞はあります」などを出願したという。
同庁商標課の担当者は「出願があれば受け付けないわけにはいかない」と困惑。「男性は出願手数料をほとんど払っていないため、一定期間後に却下処分にしている」とし、「先に申請されていても、商標登録を断念しないでほしい」と呼びかけている。
毎日新聞
すごく賢いと思いますよ。
でも、不正や犯罪ではないですが、がめついというか、汚いというか、日本人の美徳に基づく商売の仕方ではないような気がするのは僕だけでしょうか?
大阪の会社ということらしいので、なんか大阪はこんなんばっかり?がめついな!と思われそうで、少しばかり恥ずかしく感じます。
でも、結局、商標登録の申請の基準に問題があるのでこういうケースがおこるのでしょうね。
てか、記憶が正しければ、中国や韓国でも日本の有名なものを先に商標登録していた事例があったような…
こういうことを思いついて行動に移す方は、中国人や韓国人のようないわゆる合理的な考えなんでしょうね。
良い言い方をすれば。
ちなみに、この他にも
- 「地方創生」
- 「アナと雪の女王」
- 「民進党」
- 「北海道新幹線」
- 「総合型リゾート」
- 「妖怪ウォッチ」
- 「大人の自動車保険」
などの商標登録を取ってきたらしいです。
関係ないやん。
逆に訴えられないものなんですね。