大阪府警豊中署は5日、大阪府豊中市長興寺南のマンションの一室にあった寝袋の中から、腐敗が進んで性別不明の成人とみられる遺体が見つかったと発表した。この部屋をめぐっては約1カ月前に住人の男性(80)が病死。男性には妻がいたとの情報があるが、妻とは連絡が取れておらず、同署は遺体が妻の可能性もあるとみて、身元の確認や遺体が置かれた経緯などを調べている。
同署によると、4日午後3時半ごろ、マンションのオーナーから「部屋から見つかった寝袋の中に人の形をしたものが入っている」と通報があった。5日午前に同署で寝袋の中を調べたところ、遺体が見つかったという。
遺体が見つかった部屋は4階にあり、住人の男性が死亡したため、オーナーが部屋の片付けをしていたところ、和室のベッドの下に置かれていた寝袋を見つけたという。遺体はビニール袋と白い布に包まれていた。
現場は阪急曽根駅から東へ約1キロの住宅街。
うわ…
マンションのオーナーさんというか大家さん、災難ですね。トラウマになりそうだし、何より事故物件扱いになりますよね。
大家さん自らが業者を介せず部屋の片付けをしていたということは、この夫婦には身寄りが無かったか連絡が取れない状況なのでしょうね。
この事件は旦那さんが奥さんを殺害したのか、奥さんは病死してそのまま放置されていたのか状況はわかりませんが、悲しく寂しい最期ですね。
ご冥福をお祈りいたします。
特殊清掃
それにしてもオーナーは気の毒です。
孤独死や遺体のあった部屋の掃除は特殊清掃としてある程度の金額がかかるみたいですね。
普通は連帯保証人や遺族に請求がされると思いますが、それを請求する相手が見つからなかったり連絡が取れなかったら大家さん持ちですもんね…
相続人に請求してもあまりにも多額になった場合、相続放棄をされるケースが多く、結局大家さんの出費になることが多いみたいです。
ちなみに金額は業者や間取り、状況によって様々ですが15万円から100万円ほどはみないといけないのではないのでしょうか。
結局は現場の見積もり次第でしょうね。
こちらはある業者の一例です。
ここでの実例はかなり安いですが、実際はかなりの値段になると思います。
実例が載っているので苦手な人は見ないでくださいね。
一応、「賃貸住宅費用補償保険」という保険に入っていれば、保障は受けれるようですが今回のケースは入ってなさそうな感じがしますね。
特殊清掃会社 汚部屋、ゴミ屋敷から遺体発見現場まで (角川文庫)