最近は、かなりアイコス(IQOS)のユーザーが増えましたね。
去年の品薄の時期時と比べると、嘘のように喫煙所に行ったらアイコスを吸っている人達をよく見ます。
もちろん僕もアイコスユーザーです。
2016年の5月から利用しています。
でも、アイコスってタバコの部分に当たるヒートスティックが460円もするし、何より本体が10980円します。
普通に考えたら高いですよね。
価格の高いアイコス本体の寿命やコストパフォーマンスはどうなのでしょうか?
アイコスの寿命
アイコスの寿命は、ホルダー(ヒートスティックを刺す部分)は約7300回充電できるので、1日20本吸ったら約1年。
チャージャー(ホルダーを充電する部分)は約400回充電できるので、1日1回充電するとしたら約1年1ヶ月ほどとなっています。
この寿命は結局、それぞれに内蔵されている電池(バッテリー)の寿命なんですよね。
だから、使用条件や使用環境によっては使用できる期間が伸びる場合もあるし、縮まる可能性もあります。
てか、ほとんどのケースは寿命が縮まる可能性が高いと思います。
スマホも使用条件や充電の仕方で電池の寿命が短くなってしまいますよね。
スマホの場合は電池が弱くなると、電池の減りがやたら早くなる症状が出やすいですが、アイコスの場合はとにかく吸える時間や回数が減ります。
僕みたいに1日20本から30本吸うヘビースモーカーは、チャージャーよりホルダーの寿命の短さにビックリすると思います。
半年から8ヶ月くらいで吸える回数や時間が減ります。そしてほぼ吸えなくなっちゃいます。
ま、1年という保証期間があるので(購入して2週間以内で製品登録した場合。通常の保証期間は6ヶ月)、寿命が例えば半年や10ヶ月で尽きても理論的には交換してもらえるのですが、うまく保証期間を利用しても最低2年に1回は新しいアイコスキットを10980円(3000円クーポン利用で7980円)で購入しなければいけないことになります。
しかし、タイミング良く電池が弱まって、保証期間が終わる直前に不具合が出たらいいのですが、実際にそんな良いタイミングで交換してくれるチャンスがあるかはわかりませんね。
保証期間が過ぎた当月で寿命がきたら涙目。
僕の場合は保証期間中に別の不具合でホルダーとチャージャーを2回交換してきてお金を出して買い替えをすることはなかったのですが、先月とうとう電池の寿命が…。
もう保証期間の1年が過ぎているのでもう交換はできません(泣)
とにかく、ヘビースモーカーのほとんどの方は、ホルダー自体の寿命は1年はまずもたないと思います。
僕は、初めてアイコスを購入した時は、スマホの寿命の感覚で2年〜3年くらいは寿命があるのかなぁと思ってたんですけど甘かったですね(泣)
1年が寿命と考えると、かかるお金は…
まず、1日20本ヒートスティックを吸って、アイコス本体の寿命が1年と考えると、
ヒートスティック460円×360日=165600円
これに
アイコス本体代10980円が加算されて
年間176580円が単純計算でかかります。
176580円ってすごい金額ですね…。
さらに、アイコスは充電をしないといけないので、これに毎月の微々たる電気代も加算されます。
どちらかというと、アイコス本体の金額より、ヒートスティックにかかる金額にビックリですね。
ちなみに、普通の紙巻きタバコを吸っていて1日に20本も吸わないっていう方もおられるかもしれませんが、アイコスに変更したら吸う本数は増えるかも…。
アイコスに変えたら吸う本数が増えて高くつく?!
僕の周りで普通の紙巻きタバコからアイコスに移行した人は、ほぼ全員が吸う本数は増えたみたいです。
理由は人それぞれですが、僕の場合は、
- 普通のタバコと比べて刺激が少ない為に吸ってしまう。
- 普通のタバコと比べて健康に対するデメリットが減った為、気軽に吸ってしまう。
- 火事を心配する必要がなく、さらに空気を汚さないので、部屋の何処でも気軽に吸えるようになった為に吸ってしまう。
この3点の理由が大きいです。
紙巻きタバコで20本吸わない方でも、アイコスに移行したら20本は吸ってしまう可能性は高いと思います。
結果的に、紙巻きタバコと比べて出費が増える可能性は高いと僕は思います。
もともと紙巻きタバコでヘビースモーカーの方がアイコスに移行すると、間違いなく本数は増えて、結果出費は増えると僕は予想します。
でも長い目で見たら安上がりなのかも。
しかし考えようによっては、アイコスに移行することは安上がりになり結果的にコストパフォーマンスに優れているのかもしれません。
その理由は、
- 火事の心配がいらない
- 健康被害が少ない
この2点です。
もし、タバコで火事になった時の損害は計り知れません。
火災は、自分だけが損害を被るだけではなく、周りの住人にも損害を与えてしまう可能性もあります。
また、アイコスは普通の紙巻きタバコと比べて健康に対する悪影響は少ないとされています。
自分自身に対する健康のみならず、副流煙が出ない為に周りの家族にも健康の悪影響は少ないと思われます。
紙巻きタバコによる健康の悪影響は深刻です。
もし、タバコによって健康を害した場合の医療費は計り知れません。
体力的、精神的苦痛も想像を絶すると思います。
もちろん、アイコスも蒸気でニコチン等を摂取しているので健康被害は0ではありませんが、かなりリスクは少ないと思われます。
まとめ
なんか話が少し脱線しましたが、アイコスの寿命は保証期間の事を考えて1年と考えていたほうがいいと思います。2年も3年ももちません。
つまり、1年でアイコス本体を買い換えなければいけない出費を考慮したほうがいいと思います。
紙巻きタバコからアイコスに移行することで結果的にコストパフォーマンスは悪くなりますが、健康被害の少なさや火災の心配が無いなど得られるメリットも大きいので、視野を広くして考えればアイコスはそこまでコストパフォーマンスが悪い物では無いと思います。
僕自身はアイコスに移行してよかったとつくづく思います。
しかし、ヒートスティックが500円以上に値上がったら禁煙しようかな…