先日、中華スマホ&タブレット販売専門の「赤札天国」で「家タブアルファ」という10.1インチのタブレットを購入したのでレビューしたいと思います。
なぜ購入を考えたのか
そもそも、タブレットは持っているのですが、購入から3年以上が経過したからなのか最近いきなり電源が落ちることがしばしば…
ちなみに、原道というメーカーの「mini one」という中華タブレットです。
このタブレットは、液晶サイズが7.85インチでいわゆる「iPad mini」のクローンタブレットです。
液晶画面の比率が4:3で漫画などの電子書籍を楽しむのに非常に優れたタブレットです。
しかし、僕は問題ないのですが、奥さんにとって漫画などの書籍を見開きで見るのには少し画面が小さいようなのです。
電源が落ちる不具合のこともあり、今回購入するタブレットは、9.7インチの「iPad」クローンタブレットを探すことにしたのですが、「iPad」 のクローンタブレットは最近はあまり販売していないのですね…。
諦めて今回は10.1インチや10.6インチのタブレットを購入することにしました。
赤札天国で商品を探した
中華タブレット販売で有名な「赤札天国」でタブレットを探しました。
このお店、楽天市場でも系列?のお店があり、「ダブダブ&景品太朗」という店名でも同じ商品を販売しています。
しかし、何故か「赤札天国」のほうが価格は割安になっています。
楽天ポイント等の関係上かな?
僕は楽天ポイントがそこまで無かったので、楽天ではなく「赤札天国」で購入することを決め、いろいろ販売しているタブレットの中で、「家タブアルファ」を購入することにしました。
性能は、
CPU | MTK MT6753 1.5GHz (8コア) |
---|---|
メモリー | 2GB |
ストレージ | 32GB eMMC(システム領域含む) |
液晶サイズ | 10.1インチ |
解像度 | 1920×1200(IPS) |
カメラ | フロント(200万画素) リア(800万画素) |
無線 | IEEE 802.11 b/g/n Dual Band 2.4GHz / 5.0GHz WiFi |
有線 | 非対応 |
対応Band | Support GSM:900MHZ/1800MHz WCDMA:2100MHz TD-SCDMA:Band34/Band39 FDD-LTE:Band1/Band3 TDD-LTE:Band38/Band39/Band40 |
Bluetooth | 対応 |
GPS | 衛星GPS対応 |
Gセンサー | 4辺回転 |
I/Oポート | MicroUSB、SIMスロット(標準SIM(約15mm×25mm)、SDスロット、イヤホンミニジャック、内蔵スピーカー、 マイク |
バッテリー | 4500mAh |
本体サイズ | 約239 x 166 x 7.9 mm |
本体重量 | 約460g |
ソフトウェア | |
ファームウェア | Android 6.0 |
付属品 | |
USBケーブル | 1本 |
となっています。
なお、プラス3000円でメモリが3GB、ストレージが64GBのモデルもあります。
僕的には、10インチ以上のタブレットは1920×1200の液晶解像度は欲しいなぁと思っていたのでこの商品は気に入りました。
価格は「赤札天国」で税込み13980円。simが使えてなおかつ上記のスペックなのに激安です。
個人的にタブレットやスマホは3年で寿命かな?という考えがあり、お金をたくさんかけるのは少しもったいないという考えがあります。
またタブレットに関しては電子書籍がメインでの使用なので、予算は20000円以内と決めていました。
この13980円の「家タブアルファ」は僕の中ではかなりお買い得感があり、「買い」でした。
ただ、液晶比率が電子書籍に最適な4:3ではなく、スマホ等と同じ16:9ということと、10.1インチの大型の液晶サイズにしてはバッテリー容量が4500mAhと小さいのが気になりますが、他にお買い得な商品が無かったので購入に踏み切りました。
届いた
「赤札天国」でアカウントを作って購入しました。
税込み13980円という金額は現金特価価格なので、クレジットカードを使用せずに代引きで注文しました。
土曜の朝に注文したら、次の日の日曜の午後4時頃に到着しました。早くてビックリしました。
ちなみに、「家タブアルファ」と同時にキーボード付きのケースを税込み1000円で購入しました。

【家タブアルファとキーボード付きケースと説明書】
家タブアルファの箱を開けたらこんな感じです。
めちゃくちゃ簡素な箱に本体とUSBケーブルが入っています。この辺は安さをかんじますね。
ついでに、一緒に注文したキーボード付きケースはこんな感じです。
手帳型のケースにキーボードが付いています。
合皮ですが、1000円にしては悪くない作りです。
簡単なスタンドにもなるので、意外と使い道がありそうですね。

説明書は「家タブアルファ」の箱の中には入っておらず、発送されてきたダンボールの中に別で入っています。
この説明書は「赤札天国」が用意した説明書です。中は全て日本語で意外とページ数があり丁寧な説明書となっています。
てか、この「家タブアルファ」、販売ページを見ても、届いた箱を見てもメーカーがまったくわからない…。
F18という機種名のようだけど、どこのメーカーなんだろ?
まさかのDSDS?!
苦労した点は、SIMとSDカードを入れる為にカバーを外さないといけないのですが、そのカバーが固くてなかなか外れません。
カバーは、持ち上げるように爪を一つ一つ外していったらとれますが、無理にしたら爪が折れそう…。
ちなみに、カバーを外したらこんな感じです。
うん?!SIMが2枚入れることができる?!
これってDSDS対応しているのかな?
試していないので何とも言えないのですが、どうなんでしょう…。
でも、タブレットでDSDSしても仕方ないかな?
SIMは標準SIMです。
SDカードはmicroSDカードで128GBまで対応しています。
ちなみに、SDカードを挿入したのですが、カチッという感じで挿入しません。
挿入できるところまで挿入する感じです。
振動とかでズレそう…。こういうところは安物を感じます。
使ってみた
電源ボタンは、10.1インチのタブレットの割には小さいので、僕的には押しにくいです。
電源を立ち上げて気づいたことは、電源を立ち上げたら普通、メーカーのロゴが出てくるのですが、それも出てきません。(MediaTekのロゴとAndroidのロゴは出ます)
電源を押してから立ち上がるスピードは少し遅いかな。
最初に不必要なアブリがほとんど入っていないのはうれしいです。
中華タブレットなどは、消すことができない中華アプリ等がインストールされていることがあります。しかし、この機種にはそういったアフィリエイトはありません。
かなり素のアンドロイド機種となっています。(モンストやSkypeや楽天市場アプリがインストールされてたくらいかな。これらは普通にアンインストールできます。)
液晶画面は1920×1200のIPS液晶だけあって綺麗です。細かい字もくっきり見えます♪
電子書籍の閲覧
なお、電子書籍の使用に関しては、やはり16:9の画面比率の液晶画面より4:3の画面比率のタブレットのほうがいいですね。
単ページで見るにはすごくいいのですが、見開きページで見ると画面比率の為に両側にいらない空白ができてしまいます。

電子書籍の見開きページに関しては、「家タブアルファ」は10.1インチと大型のタブレットですが、7.85インチのタブレットで見開きページを見たときと比べると「大きな画面になって見やすくなった!」という気持ちはあまり湧いてきません。
Wi-Fi接続
Wi-Fi接続に関して、赤札天国の商品ページにはWiMAX接続やWi-Fi相性があるとのことが書いていましたが、僕の自宅のWiMAXではまったく問題ありませんでした。(ルーターはHuaweiのL01)
WPSでWi-Fi接続すると、自動で5GHzのWi-Fiに接続してくれました。
5GHzでの接続はやはり高速ですね。
アプリのダウンロードがかなり速いです。
簡単なレビュー動画
使用感は写真ではわかりにくいので動画を参考にしてください。
てか、スマホで適当に撮影したので、わかりにくかったらスミマセン…。
なお、動画を撮影した時点は、
- SDカードは挿入
- SIMは未挿入
- いらないアプリは削除済
- 個人的に必要なアプリはインストール済
- Wi-Fiは接続済
- GPSはON
の状態で撮影しています。
AnTuTu ベンチマークスコア
一応、AnTuTuでベンチマークスコアを計測してみました。
35255。
値段の割には悪くない数字ではないでしょうか。
この数字は、HuaweiのMediaPad T2と同じくらいです。
重いゲームやヘビーな使用をしない限りは問題ないのではないでしょうか。
ちなみに、上記の写真の矢印のメニューのボタン、スクリーンショットのボタンなんですよ。
正直、ここにスクリーンショットのボタンは必要ないし邪魔なので消したいのですが、消せませんでした。いい方法あるのかな?
使用して感じた良い点悪い点
赤札天国で「家タブアルファ」を購入から使用して感じたメリット、デメリットをまとめます。
良い点
- 8コアCPUなのに安い。
- 注文してから到着が早い。(赤札天国)
- 思ったより快適に使える。
- 2.4GHzと5GHzのWi-Fi搭載
- 4GのSIMが使える
- bluetooth搭載
- GPS搭載
- 1920×1200画素のIPS液晶
- 必要の無いアプリがインストールされていない
- 中華タブレットだが、中国語は一切見かけない。文字化けも無し。
- 10.1インチのタブレットにしては軽い部類 (約460g)
- 色が選べる (ゴールド、シルバー、ブラック)
悪い点
- 赤札天国でも楽天でも保証期間が到着後1週間だけと短い
- やはり激安の中華タブレットは細かい作りは雑。
- この機種はSIM&SDカードのカバーを外すのが苦労する
- SDカードの挿入に関して、ちゃんとカチッとロックされない為、振動でズレる可能性はあるかも
- 10.1インチと大型のタブレットにしてはバッテリーが4500mAhと小さめなので、電池の減りは少し早め。
- スクリーンショットのボタンの配置がホームボタンと同じ列にあるのは個人的には気に入らない。
- 電子書籍の見開きページ閲覧に関しては、ベストではない。やはり4:3の液晶比率がベスト。
まとめ
中華タブレットって、作りが雑で動作が不安定ですぐ壊れるイメージがありますね。特に激安の商品は。
この機種も細かいところは作りが雑だなぁと思うところもありますが(SD&SIMカバーなど)、不安定な事はまったくなく快適に使えています。
最近は中華タブレットもだいぶ作りや性能が良くなったなぁと実感した機種です。
中華タブレットはなかなかレビューが無いので購入するのは少しギャンブルですが、最近の機種はそのギャンブル感が無くなってきたのかも。
タブレットはバッテリーを交換できないし性能も時代遅れになるんだから、2、3年で買い替える!と考えている人にとっては、金額や安定性や性能を考えたらこの「家タブアルファ」はリスクの少ない良い機種だと僕は思います。
2017/10/22追記
教えていただいた情報から知ったのですが、この「家タブアルファ」は「teclast 98」という機種とスペックや外見がほぼ同じです。
2019/04/08追記
現在は家タブアルファは販売していないみたいですね。似ている機種は下記の商品だと思います。