激安の薄型液晶テレビを購入したので感想を書きたいと思います。
メーカーは、中国メーカーの「ハイセンス」で機種は「HJ32K3120」です。
ちなみに、似たような型番の「HJ32K3121」という機種は土台の足がツヤがあるかマットな材質かという違いだけの同スペックになります。
この機種は32型の液晶テレビなのに2万円台の激安価格で購入できる中華メーカーの液晶テレビです。
果たして、安かろう悪かろうな機種なのでしょうか?
スペック
表示性能
画面サイズ | 32 インチ |
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画素数 | 1366×768 |
LEDバックライト | 直下型LEDバックライト |
チューナー
地上デジタル数 | 2 |
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BSデジタル数 | 2 |
CSデジタル数 | 2 |
録画・再生機能
録画機能 | 外付けHDD |
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接続端子
HDMI端子 | 2端子 ARC対応 MHL対応 |
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USB端子 | 1(外付けHDD接続) |
ネットワーク
有線LAN | ○ |
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基本仕様
消費電力 | 55 W |
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待機時消費電力 | 0.3 W |
サイズ・重量
幅x高さx奥行 | 734x475x180 mm |
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重量 | 4.8 kg |
- 「直下型LEDバックライト」光源の液晶パネルを採用したことで、明暗部による色ムラの少ない発色豊かな映像に。
- 薄型スピーカーの倍音再生と低音域のデータ補完を施す「スーパーバス」機能を搭載。
- 地上デジ・BS・110度CSに対応したチューナーを2基搭載した液晶テレビ。
- 外付けハードディスクを繋いで録画可能
- メーカー3年保証付き。
特徴だけを見ると、特に目新しい事はありませんね。
価格が価格だけに、オーソドックスなタイプとなります。
ただ、この価格の液晶テレビで3波ダブルチューナーって無いかも。これが大きな魅力ですね。
ただ、ダブルチューナー搭載ですが、同時ダブル録画はできないので、同じ時間帯の番組を重複録画はできません。
メーカー保証が3年というのはうれしいですね。これはメーカーのこの機種に対する自信の表れなのでしょうか?
てか、32インチ液晶テレビなのに4.8キロしかないのはビックリです。
これだけ軽いと、壁掛けの設置にいいですね♪
僕はamazonで購入!
僕はこの機種をアマゾンで購入しました。
僕が購入した時の価格は26517円です。もちろん送料無料。
32インチのテレビがこの価格で買える時代になったんですよね。
ちなみに、同スペックのマットブラック脚の「HJ32K3121」は今現在(2017/11/17)はamazonが直接販売してないようで少し価格が違います。
ちなみに、amazonが直接販売している分に関してはメーカー保証と同じ保証(自然故障対応)より長い5年保証を別途1280円で付けるとこができます。
メーカー保証が3年と長いのと、機種そのものが安いので悩みましたが、僕は付けました。
設置してみた
とにかく軽さにビックリしました。
一昔前の液晶テレビは太さも重量も重かったのに、こんなにスリムで軽くなったんですね。
5キロのお米より軽いんですもんね〜

【左側面】

【右側面】

【リモコン。光沢があり過ぎ…】
ちなみに、amazonのレビュー等で、テレビの脚の取り付けがうまくできないなどや、ネジが合わない、説明書がグシャグシャだった等の事があるようですが、僕が購入した物ではそういうことは一切ありませんでした。
時期によるのかな?
個人的にはリモコンの光沢があり過ぎなのが気に入らないかな…。なんか安っぽく感じるし、指紋も気になっちゃいます。
でも、テレビ自体はベゼルも狭いしスマートなので気に入っています♪
視聴してみて
視聴してみて思ったこと。普通に画質は綺麗です。
ただ、かなり近くで見ると1366×768という画素数の為に少し粗さは感じます。
ただ、パソコンモニターとして使用してなおかつ近くで見なければ、さほど気にならないと思います。
倍速液晶ではないのですが、さほど残像感は気にならなかったです。32インチとかなり大きなインチ数ではないからなのかな?
どちかというと、この価格帯のテレビにしては綺麗すぎるよくできた液晶テレビだと思います。
また、チャンネルの切り替えボタンやdボタンを押したらキビキビ切り替わるので、ストレスは感じません。
気になった点や不満点
よくできたテレビなのですが、気になった点や不満点を挙げてみたいと思います。
音質
スピーカーはデレビの背面の両サイドに配置されています。
背面に設置されているので、聴き取りにくいかな?と思ったのですが、まったく問題なし。
てか、音量がかなりの大きさまで上げることができます。ここまでの大音量は必要ないだろう!というレベルまで上げれます。
しかし、細かい音量の設定は苦手なのかも。ちょっと上げると結構音が大きくなり、ちょっと下げるとかなり下がります。
「スーパーバス」機能という重低音を強調できる機能を搭載していますが、期待してはいけません。
この「スーパーバス」は初期設定でONになっていますが、独特な音質なので、苦手な方はOFFにしたほうがいいかもしれません。
ま、薄型液晶テレビの音質に期待してはいけないのかもしれませんね。
音が気に入らなければ、別途ホームシアタースピーカー等を用意したほうがいいですね。
番組表
番組表をスクロールさせるとカクカク表示されるのが僕はあまり気に入らないです。
引っかかりは無いので好みの問題かもしれませんが、なんか嫌なんですね…
番組表を開けたときに、「すべてのチャンネル」が開くのですが、それが見にくいです。
「サブメニュー」から「設定チャンネル表示」で見やすくなるのですが、番組表を閉じてから再度開くとまた「すべてのチャンネル」表示にされます。
せめて、好みの表示設定でいつも表示してほしいです。
同時ダブル録画はできない
ダブルチューナーを搭載しているので、同時ダブル録画ができると勘違いされる方も多いかもしれませんが、この機種はできません。
「今視ているチャンネル」の裏番組を録画できる「裏番組録画」ができるということです。
でも、そもそもこの価格帯でダブルチューナーを搭載しているのって限られています。ほとんどの機種はシングルチューナーです。
てか、今現在、この価格帯でダブルチューナーはこの機種だけかも。
電源の立ち上がりがほんの少し遅い
この機種は、チャンネルの切り替えやdボタンを押したら、キビキビ切り替わって僕的にはストレスはまったくありません♪
ただ、電源ボタンを押してからの立ち上がりが若干遅いかも。
短い時間の間に電源を点けたり消したりする分にはキビキビ作動しますが、一日とか時間を置いてからの電源の立ち上がりが遅いかもしれませんね。
電源ランプのLEDの光の強さが気になる
個人的には、テレビ本体左下に配置されている電源ランプの光が少し強く感じます。
鮮やかで視認しやすいですが、僕みたいに神経質な人は寝室に置いたら、もしかすると気になるかも。
このテレビは買いか?
このテレビは果たして買いかどうか?
ハッキリ言うと買いです!
2万円台で32インチの液晶テレビを購入するとしたら、正直に言うとこの機種一択だと思います。
何と言ってもダブルチューナーはデカイですね。
1万円ほど上乗せして国産メーカーのテレビを購入してもシングルチューナーが多いのに、ここ価格でダブルチューナーが購入できるのは驚きです。
また、画質も全く問題なく綺麗です。
HDMI端子を2つ搭載しているので、パソコンのモニターとして利用するのもいいかもしれませんね。
その場合は32インチだと大きいので、パソコンメインとして使用するならば24インチのほうがいいかもしれませんね。
正直、ハイセンスみたいな中華メーカーなんでダメダメだろ!って言う認識を変えてくれる機種だと思います。
正直、国産メーカーに頑張って欲しいのですが、東芝の「レグザ」さえこのハイセンスに売却されましたもんね…。
国産メーカーにあるような「手に届く便利さ」や「不必要な便利機能」は無いシンプルな機種ですが、このテレビはコストパフォーマンスに優れた良機種だと思います。
参考になれば幸いです。