淡路島の洲本市にある「淡路島観光ホテル」に泊まった感想を記したいと思います。プライベート釣り場があるホテルとして有名です。
場所や周りの環境
場所は下記のグーグルマップを参照してください。
海岸沿いにある道にポツッと1軒だけあるホテルになります。
歩いてすぐ行けるコンビニやお店等は無いのですが、車で10分くらいで行ける洲本市街にスーパーやイオン、100円ショップがあるので便利です。
ホテルの周りの海は崖やテトラポットがあり、海水浴は不可能ですが洲本市街近くの海水浴場までは車で10分以内の近さとなります。
また、これまた車で10分以内の場所に洲本城跡があります。
洲本城跡は特に観光として見どころは物足りないですが、景色はきれいなので一回は足を運んでみてもいいと思います。
ホテルの部屋や建物
ホテルの建物全般としては少し古さを感じますが、清掃が行き届いており清潔感があります。
ところどころ改装・リニューアルしているようです。
本館と別館とに別れていて、本館の部屋は最近リニューアルしたのか新しさを感じました。別館の部屋のほうが古さを感じます。
部屋はすべて無料Wi-Fiが飛んでいます。
意外とビックリしたのは、部屋の洗面関連のアメニティは豊富で安っぽさを感じないので満足しました。
部屋には小さな冷蔵庫はありますが、電子レンジは無いので注意が必要です。
本館の部屋も別館の部屋も意外と広く、狭さを感じません。
僕は去年から5回泊まらせていただきましたが、すべての部屋からは海が見えたので部屋からの景色は満足でした。
ホテルには大きな宴会場もあるのですが、運悪く宴会がある日に宴会場の近くの部屋に泊まることになったら、夜の9時頃までは少しウルサイかもしれません。
また、ホテルは全部屋・全フロアが禁煙となっており、タバコは指定の場所のみ喫煙可能となっています。
海水浴には不向きだがプールがある
前述したとおり、周囲の海は砂浜ではない為、海水浴はできません。
車だったら近場に海水浴場があるのですが、正直めんどくさいですよね。
泳ぎたい方にとってはうれしいプールがあります。それも比較的大きなプールです。
ただし、屋外プールになるので、天候に左右されます。
夕食&朝食
夕食はビュッフェ(バイキング)はかなり美味しいです。
ビュッフェは安っぽい・美味しくないといったイメージがありますが、ここのビュッフェはなかなか豪勢で美味しいです。
何気に「お!?」と思ったのが、デザートコーナーにアイスクリームがあるのですが、「ラクトアイス」ではなく「アイスクリーム」なのです。これはうれしい♪
朝食もビュッフェになるのですが、朝食も安っぽさがなく、僕的には満足のいくものでした。
ちなみに朝食時はアイスクリームは食べることができません。残念(笑)
もちろん、夕食時は部屋食として懐石コースプランもあります。
ただ、いつも夕食時のビュッフェ会場は賑わっているので、ほとんどのお客さんがビュッフェプランを選んでいるのかもしれませんね。
ちなみに、チェックインしてから夕食時までにプライベート釣り場で釣った魚は揚げ物として調理してくれて夕食時に食べることができます(10匹までは500円、ホテル会員なら10匹まで無料だったと思います)
お風呂・温泉
淡路島観光ホテルの温泉はアルカリ単純泉となります。
僕の感想では、無色で無味無臭、お湯も普通にサラサラとしているので、「お!さすが温泉!」と言った感動はないかもしれません。
適度な温度で気持ちいいのですが、知らなったら温泉だと気づかない感じの泉質なんですね。
1階のうずしお大浴場「露天岩風呂」、2階のパノラマ大浴場とありまして、時間によって男湯・女湯を切り替えています。

【1階うずしお大浴場】

【1階の露天風呂】
確か、15時〜24時、5時〜10時まで利用することができたと思います。
いずれの大浴場も広さがあり、清掃が行き届いて清潔感もありますが、温泉の泉質に関しては過度な期待をしないほうがいいかも。
また、仕方ないことなのですが、淡路島観光ホテルは人気のホテルなので、大浴場も少し人が多くなりがちです。
あ、何気にうれしいことなのですが、大浴場には使い放題のバスタオルとフェイシャルタオルが用意されています。
ホテルや旅館によっては各1枚ずつとか各2枚ずつというところが多いので、このスパのようなシステムは非常にありがたいですね。
プライベート釣り場
このホテルの目玉はやはりプライベート釣り場でしょうね。
プライベート釣り場はホテルの敷地内にあり、各部屋からすぐに行くことができます
宿泊ならチェックインまでの12時から翌日チェックアウト後のお昼12時まで利用できます。もちろん夜中も利用できるので実質24時間利用可能です。
釣り場は24時間利用できるのですが、チェックイン時は部屋に入れるのは15時からとなり、チェックアウト時は10時に部屋を出ないといけません。(当たり前ですが)
釣り竿は宿泊客なら無料で貸し出しできるので、必要なのは仕掛けとエサ代となります。仕掛けやエサはホテルの売店や釣り場のスタッフが販売していますので、基本手ぶらでも釣りを楽しめます。

【他のホテルや旅館の売店と違って釣具の販売の種類が豊富】
貸し出しできる竿は、リールを使用できない竿なので、投げ釣りなどリールを使用したい場合は自分で用意したほうがいいです。
釣り場には釣りに詳しいスタッフが15時から19時まで常駐しているので、釣りに詳しくない初心者や仕掛けをうまくつけることができない人も安心です。
釣れる魚は時期や釣り方によって様々ですが、みなさんアジやフグやタチウオをよく釣っていますね。僕はいつもアジ狙いです。
夜中も街灯があるため真っ暗にはならないので、夜通しの釣りが楽しめます。
また、意外とうれしいのは海水ポンプを利用して蛇口をひねると海水が出てくる設備を整えているので、釣った魚をバケツに入れて海水をチョロチョロと出しっぱなしにすれば酸素供給ができ、魚が長生きしてくれます。

【バケツは用意されていますよ】
釣った魚はフロントに持っていけばチェックアウトまでフロントで冷凍して保管してくれます。
釣った魚を自宅に持って帰るためにクーラーボックスや保冷バッグ等を事前に用意したほうがいいです。
また、夕食時に調理して出していただくことも可能です。(10匹までは500円、ホテル会員なら10匹まで無料だったと思います。価格改定で下記の画像から少し変更されたかも)
船釣り体験もできる
船釣り体験もできます。
ただし、別途大人6000円・18歳未満5500円がかかります。
また、船釣りは平日はしてません。
僕はまだ体験したことないのですが、土日に宿泊することがあったら利用してみたいです。
メンバーズカード
メンバーズカードがあります。
入会金は500円かかりますが、年会費はかかりません。
メンバー特典としては
- 宿泊料金が10%オフ(ホテルのホームページからの予約や直接予約のみ。じゃらんや楽天からの予約には適用されません)
- 館内の利用料10%オフ(売店や食事処・喫茶やアミューズメント等)
- 日帰り入浴10%オフ
- 日帰り釣り場&入浴が半額
- 釣った魚を夕食時に調理が10匹まで無料
と、なかなか豪華。これからもこのホテルを利用するならばぜひ入っときたいですね。
もちろん僕は入ってます。意外とお世話になっています。
接客が心地いい
地味にホテルや旅館で大切なのは従業員の接客態度だと思います。
どんなにいいお部屋でも、どんなにいいお料理が出ても従業員の接客に不快感を感じたらすべてがマイナスに感じます。
このことに関して、淡路島観光ホテルの従業員のみなさんには感心させられます。
みなさん、丁寧な接客なのにフレンドリーな印象を受けました。笑顔も素敵です。
通路ですれ違っても、ちゃんと挨拶もしてくれます。当たり前のことかもしれませんが、意外とできてないホテルや旅館は多いです。
従業員の教育が徹底されているのか、ホテルの従業員というプライドをしっかり持って仕事をしているのか、仕事が楽しくて仕方ないのかはわかりませんが、いつも感心させられます。
この「淡路島観光ホテル」に限らず、淡路島のホテルや旅館は接客が心地いいところが多いかもしれませんね。
逆に個人的に感じたのは、和歌山の白浜のホテルや旅館は接客態度があまりよくないところが他の地域より多い印象を受けました。
火曜日は定休日
ホテルや旅館にしては珍しいのですが、淡路島観光ホテルは平日の火曜日は定休日(休館日)となっています。
したがって、平日火曜日の宿泊はできないので注意が必要です。
お客さんは多い
淡路島観光ホテルは何気に大人気のホテルです。
僕が過去行った時はすべて平日だったのですが、ガラガラっといったことは皆無でした。
それだけいいホテルで人気があるということなのですが、静かなところがいい、他のお客さんは少ないほうがいいと考えている人にとっては残念です。
仕方ないことですけどね。
ペイペイ使えます
宿泊料金の支払いは、カードはもちろん、PayPay(ペイペイ)も利用できます。
最近の電子マネーの還元キャンペーンは地味ですが、それでも還元率は高めなので、地味にうれしいですよね。
最後に
僕が1年間で5回も泊まってしまったホテルは過去にここだけです。
ただそれは、釣りが気軽にできるというのが大きいです。
しかし、釣りをしない人にとっても、淡路島観光ホテルは満足のいくホテルだと思います。(個人的に温泉の泉質くらいが少しだけ残念。)
また、宿泊料金も良心的な価格設定のプランも多いのが魅力的ですね。淡路島って、「ニューアワジグループ」が多くて、こちらのほうは少しお高めなんですよね〜。
ま、「淡路島観光ホテル」もビュッフェプランではなかったらそこそこの価格はします。逆に言ったら、ビュッフェプランがあるのでお財布に優しく短期間にリピしやすいですね。
今現在の僕の中では、淡路島旅行で泊まるホテルの大本命はこの「淡路島観光ホテル」となっています。
こうやってブログでいろんな人に紹介することによって、お客さんがもし増えてしまったら少し複雑な気分ですが、本当にオススメのホテルです。
淡路島観光ホテル
〒656-0023兵庫県洲本市小路谷1053-17
0799-26-0111